医用画像管理システム ハイブリットクラウドサービスPAXiS-X提供開始のお知らせ
キッセイコムテック株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役社長:神澤鋭二)は、医用画像管理システムのハイブリッドクラウドサービスPAXiS-X(パクシスエックス)の提供を2019年11月1日(金)から開始します。
近年、レントゲンやCT、MRIなど医療機関における医用画像を用いた診療が増加し、医療が高度化する一方で、年々増える画像データの管理が医療機関にとって大きな負担となっています。
キッセイコムテックでは、これまで20年間で全国560か所の医療機関や健診施設にPAXiSシリーズ(病院向けPAXiS-Pro、健診向けPAXiS-Screening、診療所向けPAXiS-Lite/LitePLUS、など)を販売してきました。
これまでのPAXiSシリーズは利用場所にサーバーを設置するオンプレミスでのご提供でしたが、今回のPAXiS-Xは、医療機関がデータ管理する負担を軽減するために、直近の画像は院内に設置するサーバーに保存し、長期保存が必要な画像はバックアップを兼ねてクラウドに保存するハイブリットクラウドに対応したサービスとなっています。すべての画像をクラウドに保存する仕組みではないため、直近で必要な画像を手元に保存することで、ストレスなく画像診断を行うことができます。また、クラウドデータの管理については、自社のデータセンターにて、24時間365日の有人監視でサポートします。キッセイコムテックのデータセンターは、厚生労働省、総務省、経済産業省から医療向けに制定されたガイドラインに準拠していますので、セキュリティ・保守管理の委託に加え、BCP対策として地震などの災害にも安心です。
キッセイコムテックでは、今後も地域医療連携の実現や医療従事者・患者の負担減に貢献するためにも、緊急時における院外からの画像参照機能や健診向け外部読影機能など、PAXiS-Xの継続的なバージョンアップを進めてまいります。
■本サービスの概要
製品名 :ハイブリッドクラウド型医用画像管理システム PAXiS-X
主な特徴:直近画像は院内のサーバーから、長期保存画像はクラウドから画像参照が可能
:自社データセンターにて3省3ガイドライン準拠
利用料 :月額55,000円~(保管する画像の容量により増減)
■データセンター
主な特徴:ISMS(ISO27001)およびITSMS(ISO20000) 認証取得
:24時間365日の有人監視