エレコム株式会社様では、顧客満足度向上を目指し、法人向けNAS製品「NSBシリーズ」の運用負荷を軽減するクラウドサービス「NASみる」を提供いたしました。当社では「NASみる」のクラウド機能の開発を担当し、パブリッククラウドのIoTサービス機能を活用することで本サービスを実現しました。「NASみる」はクラウド上のポータルサイトにNASの稼働状態(ステータス、イベント情報など)を収集し、利用ユーザーが複数台のNASの状態把握・異常検知を一元管理できるクラウドサービスです。
今回は「NASみる」の導入経緯や導入効果についてエレコム株式会社様にお話を伺いました。
「NASみる」開発以前はどのような課題がありましたか?
@「NSBシリーズ」の管理ツールはNASを1台ずつ管理するというものでした。販売パートナーからも「複数台のNASをインターネット経由で一元管理できるサービスが欲しい」という要望がありました。
A保守に関して障害が発生した際に遠隔からは状況がわからず、エンジニアが設置場所に行かなければわからないこともありました。
以上の課題から新しい管理ツールに刷新する事が長年の懸案事項でした。
「NASみる」の導入により、どのような業務改善効果がありましたか?
複数拠点・複数台のNASの稼働データをWebブラウザで確認することで遠隔地でのサポートが可能となりました。
また、トラブル時の対処方法を的確に案内するトラブル対処ガイダンスを用意することで、効率的な保守運用を行うことが可能になり、お客様から高評価を得られました。
今後の展開がありましたらお教え下さい。
NASの稼働データがクラウド上に大量に蓄積できてきたことから、そのデータを分析・活用して故障予測を実現するなどのサービス拡充を予定しています。また、販売パートナー向けや大規模ユーザー向けに大量のNASを効率良く管理するための機能も実装していきたいです。
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キッセイコムテック株式会社
ビジネスソリューション事業部 第1営業部 担当:長田
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事例名 | 導入事例:スクラッチ |
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会社名 | エレコム株式会社 |
ソリューション | スクラッチ開発 |
事例概要 | NASの稼働状態を収集し、利用ユーザーが複数台のNASの状態把握・異常検知を一元管理できるクラウドサービスのスクラッチ開発 |