工場の設備稼働状況の可視化・分析を実現できる IoTクラウドサービス「AxisIoT」と 「LINE WORKS」が連携を開始 設備の異常通知をスマートフォンで受け取れるようになり、 人による監視・常駐コストの削減を実現

キッセイコムテック株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役会長:神澤 鋭二 以下キッセイコムテック)と、ワークスモバイルジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:増田 隆一 以下ワークスモバイルジャパン)は、キッセイコムテックが提供する低コスト・短時間で工場の設備稼働状況の可視化・分析を実現できるIoTクラウドサービス「AxisIoT(アクシスアイオーティー)」(以下AxisIoT)と、ワークスモバイルジャパンが提供するビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」が連携を開始したことをお知らせいたします。

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「AxisIoT」は、製造業向けIoTクラウドサービスで、工場設備のセンサーから収集した情報をクラウド上のデータベースに蓄積、可視化、分析でき、分析結果を現場の運用に活かして生産性の向上、品質の安定化につなげます。これにより、工場設備の稼働状況を監視して停止時間を短縮したい、設備ごとの稼働時間を可視化して設備を有効活用したい、設備の停止原因を把握して予備保全につなげたい等様々な課題を解決できます。
「LINE WORKS」は、35万社以上※1に導入されているビジネスチャットです。馴染みのあるLINEの使用感を踏襲しているためスマートフォンで使いやすく、製造業の本社で勤務するデスクワーカーの方は勿論、工場等の現場作業の方の業務効率向上を支援しています。

※1 ワークスモバイルジャパン、「LINE WORKS」の最新実績数値を発表 1年で約15万社増加し、導入社数「35万社」 利用者数「400万ユーザー」に急成長( https://line.worksmobile.com/jp/pr/20210119_2/)

■システム連携の背景
「AxisIoT」では、工場の設備の稼働に異常があった場合に、設備名称と稼働停止時間などの詳細情報をメールで通知していましたが、工場や外出先からスマートフォンで確認できる「LINE WORKS」への通知が便利ではないかという現場の声が多くあり、連携に至りました。

■「AxisIoT」と「LINE WORKS」の連携でできること
設備の稼働に異常や停止が発生した際、該当設備の名称や稼働停止時間などの詳細情報、現在の状態が記されたメッセージがBotを介してLINE WORKSに通知されます。

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本連携により、設備の異常通知を速やかにスマートフォンで受け取れるため、パソコンでの常時監視の必要がなくなり、工場内や外出先などどこでも異常を把握し、対応できるようになります※2。

※2ワークスモバイルジャパンWEBサイトにて、キッセイコムテックへの「AxisIoT」と「LINE WORKS」連携機能の活用についてのインタビューを掲載しております。
https://line.worksmobile.com/jp/cases/kicnet/

■「LINE WORKS」とは
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさでありながら、仕事用のツールとして独自に開発、提供を行っています。パソコンやタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフィスワークだけでなく、拠点や店舗など、現場での活用が進んでいます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2022年版」では、2017年度~2021年度まで5年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しました。